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    <title>自作PC on Arch使いの日記</title>
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    <description>Recent content in 自作PC on Arch使いの日記</description>
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      <title>本格水冷のポンプが故障したけど分解したら直った</title>
      <link>https://blog.grainrigi.net/post/repair-water-cooling/</link>
      <pubDate>Tue, 15 Nov 2022 22:36:00 +0900</pubDate>
      
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            半年ほど前に本格水冷PCを自作した。
当時発売したばかりのi9-12900KS(Alder Lakeの限定モデル)を殻割りして水枕をダイに直付し、 ラジエーターはギリギリのクリアランスで2台搭載するなど、相当気合を入れて作ったマシンである。 (ただ、実際には購入したCPUがKSモデルの選別ボーダーギリギリの大ハズレ品だったため、冷却能力を完全に持て余してしまっているのだが。)
稼働開始後は特に問題なく順調に動作しており、 ハズレ品とはいえ十分高速であることに変わりはなく、性能にも満足していた。
悲劇は突然に このマシンのメインの使いみちとして、日常的な動画エンコードの実行がある。 2時間程度の720pの動画をffmpegでエンコードするのだが、 完全にCPUバウンドの処理なので多コア&amp;amp;高いシングルスレッド性能がここで生きるというわけである。
エンコード中はCPU温度が高くなるので一時的にファンの回転数も上がるのだが、 エンコードが完了すると即座にCPU温度が降下するためファンも極めて静かになる。 しかし、今回は無負荷に戻った後もファンがが異常なくらい全開で回転し続けていた。 不審に思ってCPU温度を確認したところ、その温度はなんと85℃に達していた。 ちなみに普段は負荷時に70℃程度、無負荷時は30℃程度である。
突然の異常現象に一瞬原因がわからなかったが、すぐに殻割りが悪さをしているのではと頭によぎった。 (殻割り時に液体金属を塗布していたのだが、それが漏れてショートを起こしたのではと思い当たったのである。) すぐに水路を分解してCPUを取り出して確認したが、 ヒートスプレッダの中を確認しても特に異常は確認できなかった。
CPUを外すにあたってチューブを一部外してしまったので、 一旦経路内の水を全部抜こうとしたときに異常に気づいた。 ポンプに電源を供給しているにも関わらず、一切冷却水が循環してこないのである。 それどころかポンプが回っている音すらしない。 つまり、ポンプの故障が原因で冷却水が滞留し、熱がうまく交換されていなかったのである。 確かにさっき水路を分解した際、CPUまわりだけ異常に熱くなっていたのだった。
修理 このマシンで使っている冷却ポンプはCorsair製の「Hydro X Series XD5 RGB」で、 リザーバー(冷却水タンク)と一体型のものである。
一体型なので本来はまるごと買い替えてしまうところだが、 壊れているのはポンプだけなので可能であればそちらの交換のみで済ませたいところである。 ちなみに写真ではリザーバーに隠れて見えにくくなっているが、 リザーバーの下側についている黒い丸形の装置がポンプである。 (同じく下側に付いている金具は固定用のものなので今回は関係ない)
自前で交換できるものかとポンプの型番(D5 PWM9-38)で検索したところ、 どうやらこのポンプ自体は「D5」という汎用のポンプ機器で普通に販売されているものらしい。 (というか本格水冷でポンプといえば「D5」か「DDC」であり知っていて当たり前なのだが、 自分が作ったときは面倒だったのでそのあたりをよく調べずに一体型を買ってしまっていた。)
ということで、これを交換できるかどうかまずは分解して確かめることにする。
リザポンを分解する 一見するとどこにもネジ穴がないのだが、実は固定用のネジ受け自体がネジの役割もになっており、 手でねじるだけで外すことができる。
左:分解前 右:分解後 白いカバーを取り外すと金属プレートが特殊ネジで抑えられており、これがポンプの抑えになっている。 トルクスドライバー(T8)を使って外す。
プレートを外すとあとはポンプが嵌っているだけの状態なので、手で引き抜けば良い。 (残っているネジはリザーバーのものなので外す必要はない)
ポンプを取り外すと水を吸い上げる機構が姿を表す。 真ん中のところが回転するようになっており、その勢いで水を中心の穴へと吸い上げる仕組みになっているようだ。 この状態で電源を入れると、中からジーという小さな音がかすかに聞こえるのだがすぐに止まってしまう。 スピンアップしようとするが失敗して諦めているような感じである。
なんでかなあ、と思いながら適当に真ん中の回転体をぐるぐる回し、 再度電源を入れたところ、今度はいきなりすごい勢いで中心の回転体が回り始めた。 (回ると思ってなかったのでポンプの中に冷却水が入ったままになっており飛び散ってしまった)
何が原因かはわからないが、手でポンプを回してやることで再び回るようになってしまったらしい。 ということでそもそもポンプを交換する必要がなくなってしまった。
組み上げ 拍子抜けするような結果となってしまったが、結果的に直ったので良しとする。 せっかく水路を分解したのでついでに汚れてしまったチューブの取り換えとクーラントの入れ替えも行った。
スチールラックに再配置した図 また何事もなく動き続けてくれることを祈るばかりである…
          
          
        
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